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クロスロードガイド in 琵琶湖

琵琶湖のプロガイド、黒須さんのガイドを受けるべくクロスロードガイドサービスに行ってきました。

ウィンター特別料金ということでかなり安くなっていたのに喰いついて去年の末に予約を入れていたのだ。
昨年の秋からノリーズのクランクベイトを多用するようになり、その動画をYOUTUBEで検索しているうちに黒須さんの存在を知った。
釣りのスタイルが非常にストロングでありながら理論的で興味深かったのでずっと気になっていたのだ。

朝5時、琵琶湖に向かって出発。
車の温度計は5度と表示。
「今日は暖かくなるな・・・」

朝7時、レークマリーナに到着。
車の温度計は0度。
「やっぱり滋賀って寒いんだ」
いつもはボートの周りをうろうろしているネコ達も今朝は事務所の中でヌクヌクしている。(ちなみにあのネコたちは飼われているのだろうか??)

挨拶も早々にタックルセッティング。
「今、国保君と作ってるDUELのクランクがめちゃくちゃいい感じなんでもし良かったら使ってください。」
とのこと。
仕事で「バスを釣る、バスを釣らせる」人たちがただの宣伝だけでルアーをチョイスするわけがない。
ガイドの人たちは「釣果=生活」なのだ。
素直に信じてDUELの「XX(ダブルエックス)3+」というルアーを結ぶ。

ちなみに僕がデッキに載せたロッドは
・TF-GP74CM-TJ(クランク、バイブレーション)
・TF-GP71CHJ (スピナーベイト)
・TAV-GP69CMJ (ジャークベイト)
の三本のみ。

黒須さんは4本。

相当ストロングに押し切るスタイルである。

狙ったエリアは所謂「浚渫」
浚渫のショルダーの部分に生えているウィードにクランクを絡め、ロッドでほぐすときにリアクションでバイトしてくる魚を狙う。

朝の水温は6.9度。

「今日は朝が冷え込んだんで水温が上がってくるまでしばらくバイトはないかもしれませんが」
との言葉通り、最初の2時間はアタリがない。

しかし、水温が7度を超えてきた午前10時、黒須さんのロードランナーが弧を描く。
上がってきたのは太い48cm

「この釣りで小さい魚は釣れないですから。」

そりゃそうだ。
だいたいこの水温なのに湖のド真ん中でディープクランクをブン投げるパターンが存在するとは思わなかった。
まさに異次元。

さらに黒須さん追加。
今度は55cm

唇の赤いバス。
「これはまだ冬の魚ですね。」

否が故にもテンションが跳ね上がる。

黒須さんのロッドワークを真似してみる。
ルアーがウィードにコンタクトすると、軽くロッドを戻してラインスラックを作り、ゆっくり丁寧にウィードから外してやる。
否、「ウィードから外す」というより、「クランクベイトをウィードに引っ掛けてシェイク」するという感覚かもしれない。
DUELの新しいクランクベイトは引き抵抗が軽く、しかしバイブレーションはハッキリと手元に伝わってくる。
カナダモだけでなくエビモやササバモといった柔らかいウィードにコンタクトしたときでも直ぐにそれを感知することが出来る。

根気強くキャストし続けること4時間、ついにバイト。
硬いウィードにルアーが引っ掛かり、ゆっくり丁寧にロッドを煽っていると突然引き吊り込まれるような強烈なバイトが襲ってきた。

52cm。

銀ピカのプリスポーン。
「これは完全に春を意識してる良い魚ですよ!」という黒須さんの言葉がまた嬉しかった。

これがプロのストロングスタイルなのだ。まさに驚愕だった。
もしこの水温で僕がひとりで琵琶湖に出たら、まず間違いなく西岸のインサイドのウィードエリアでネコリグかシャッドで拾っていくような釣りしか出来ないと思う。
それで釣れれば嬉しいし、もしかしたら50upが入るかもしれない。
しかし、朝からクランクベイトを投げ続けたときに初めて出会える魚がいる。
そしてその魚は明らかにクオリティが違う。
それを知れたのが大きかった。

午後からは春を意識したエリアを回ってみたが、北からの風が冷たかったのが原因なのかバイトは無かった。

しかし朝から夕方まで一日フルキャストを繰り返し、使ったロッドは「TF-GP74CM-TJ」1本のみ。
最近は「スモラバ」や「ベイトフィネス」と言った繊細な釣りに傾倒していたのだが、久しぶりにパワー全開の爽快なゲームを楽しんだ。
(と言っても釣り自体は相当繊細なんだけど)

最後に、週一回とか二週間に一回しか釣りに行けないアングラーでも「魚を探す釣り」をするためにフルタイムガイドがアドバイスをくれた。

「自分が好きなエリア、必ず最初に入るエリアをひとつ作ること。
カネカでもアクティバでもどこでもいいから、まずそこに入ってみる。
そしてそのエリアが、一週間前二週間前と比べてどう変わったか?
ウィードの高さは?魚の位置は??ベイトの反応は??
まずそれを確認する釣りを朝の1時間、2時間やってみる。
例え釣れなくてもその時間は無駄ではない。
今は情報が溢れているけれど、良いと言われている場所に朝一番に飛び込んで行っても、その日の状況が見えていなければ情報に踊らされて終わってしまう」

これは琵琶湖だけでなくオカッパリにも当てはまるかもしれない。

ルアニュやネットの情報で
「○○池がいい!」とか「○○川激釣れ!!」という情報をキャッチしてすぐに向かったとしても、
そのフィールドが今どういった情報でどういう季節感の魚が多いのかということが分からないなら結果的に何もできずに小さな魚を拾って終わるだけかもしれない。

ホームグラウンドの野池をしっかりやりこんで、
「先週と比べて水温が少し上がってプリの魚が増えてきた」とか
「雨で濁りが入って魚の位置が少し上がってきた」とか、
そういうデータを持ったうえで他のフィールドに入ればその日の的確な釣りを予測しながらひとつレベルの高いゲームが出来るかもしれない。

一年通して琵琶湖に通うと、バス釣りがいかに奥が深いか、それを痛感できる。
そして自分が思っている以上に無限のパターンがあり、一段階も二段階も次元の高い釣りが存在していることを知って感動した一日だった。

ロッド:TF-GP74CM-TJ
リール:アンタレスAR Toolmanチューン
ライン:FCスナイパー14ポンド
ルアー:DUEL XX3+

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