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琵琶湖 奇跡のロクマル

11/23夕刻、世の中は三連休ど真ん中。
仕事を片付けて、滋賀へ向かう。

マイミクS氏との1年ぶりの琵琶湖
すでに午後からボートで釣りをしている氏に「今から向かう」とメールすると、「水温が先週より4度下がっていて厳しい」との返事。
テンションが下がる。ついでに大渋滞に巻き込まれさらにテンションが下がる。

京都東インターまで2時間以上かかり、「もうすぐ着くよ」とメールすると、「いい所発見♪50、48、その他3本キャッチ」と返信。
テンションが一気に上がり、釣り開始。

今回のテーマは「スイムベイト、ビッグベイトでいいサイズを釣りたい」
前回はフィネスで55cmをキャッチしたので、今回はベイトタックルメインで。

といっても秋の琵琶湖はかなり苦手
これまでも40cmクラスでさえマトモに釣った記憶がない。

日中ボートの魚探でチェックしたときは水深4mのエリアの2〜3mにベイトがたくさん写り、そのレンジをバクラトスイマーやジャークベイトで探ると好結果だったらしい。

とりあえず似たようなエリアをチェックしてみる。
すぐにマイミクS氏が、キラービルでキャッチ。
続いてマイミクS氏が、バクラトスイマーでキャッチ。ワイルドスタリオンが45cmを軽〜く寄せる。
さらにマイミクS氏が、IK-250でキャッチ。これは50cmを超えていた。

イマカツルアーオンパレードである。

僕のほうもメガバスV-FLATでお子様をキャッチした後、バクラトスイマーのスイミングで40クラスを2本キャッチ

ウワサには聞いていたが、金属的なバイトが気持ちいい。

この後、他のエリアを探す。
少し浅いところにも入ってみるが、やはり厳しい。
巻物系は全くの無反応。

マイミクS氏はミドストにチェンジして立て続けにバスをキャッチする。
スカイマスターが強く絞り込まれたかと思うと、浮いてきたのは53cm
早くも今日3本目の50アップである。

続いて少し深いエリアも探る。
条件的には釣れそうだし、他のポイントよりも水温が高いのだが反応は鈍い。
バクラトスイマーに何度かバイトはあるが、結局マイミクS氏に数本の40クラスがヒットするのみで時間が流れていく。

気付けば時間は3時半。
気温は5度を切っている

寒さに耐え切れず、コンビニで休憩。
ホットコーヒーで暖を取る。
終了は朝6時と決めているので、残り2時間。気合を入れなおす。

最初に良かったポイントに戻り、バクラトスイマーをロングキャスト。
すぐに金属的なバイトが発生。
力いっぱいフッキングを入れると、水面が激しく割れた。

50cmジャスト。

秋の琵琶湖の自己記録。しかもスイムベイトで釣れたのがウレシイ。
これで絵になる釣行紀が書けると「ホッ」とする。

しかし、この魚が完全な脇役になろうとは、このときは予想もしなかった。

続いてバクラトで40cmそこそこをキャッチ。
この一匹でバクラトが壊れる。
各種ワームのリペアを手がけるエコなマイミクS氏に進呈。
新しいバクラトスイマーをラインに結ぶ。

思い返せばこの時ラインを結び直しておいて本当に良かった。

新しいバクラトスイマーで30cmをキャッチした頃、東の空が赤く染まる。
そろそろ終了である。

「いい景色だし、新しいデジカメで写真撮りたいな」なんて思いながら、赤い空に向けてバクラトスイマーをキャスト。
ゆっくりスイミングさせると、「コン!」と気持ちの良いバイト。
ロッドに魚の重みが乗るまでラインを巻き、力いっぱいフッキングを入れる。

すぐに重みのあるファーストランが来た。
先ほどの50cmよりはデカイかな?とは思ったが、ヘビータックル故に一気に寄せてくる。

しかし足元まで寄せてきた所で、一気に突っ込む。
バリスタをして、止める事が出来ない。
クラッチを切ってラインを出そうとするのだが、引きが強すぎてリールがロックしてしまいクラッチが切れない。
「ヤバイ」と思うと、コンクエスト200がのドラグが悲鳴をあげた。
20年以上バス釣りをやっているが、ベイトタックルで勝手にドラグが出たのは初めてだった。

魚が突っ込む力弱めた隙を見て、一気にリフト。
「デカイで!」と叫ぶマイミクS氏にランディングしてもらう。

たしかにデカイ。そしてカッコいい。
まさかのロクマル。

魚の迫力に圧倒されて、ハシャぐ気持ちになれなかった。
自身も昨年の秋ハスキーハスジーでロクマルを獲ったマイミクS氏と握手。

縦持ち


お約束?(笑)

池原でのサイトといった特別の釣り方ではなく、キャスティングでもロクマルが琵琶湖で釣れるという情報が出始めた今から5年程前。
自分としては本当にロクマルが釣りたくて釣りたくて、何度もこのレイクに通った。
結局は春の雄琴でスタッガーを使い57cmをキャッチしたが、ロクマルには届かなかった。

その後、ソルトがメインになり、自分の中ではバスに対しても、サイズを狙うという釣りに対しても、あまり情熱を感じなくなっていった。
競い合う精神が強すぎるバスフィッシングに少し冷めてしまっていたのかもしれない。

バスと距離を置き、琵琶湖からも離れた今、しかも最も苦手な秋の琵琶湖で、このサイズを手にした。

村上氏が「一魚一会」という言葉を用いておられる。
村上氏がこの言葉を用いている真の意味を僕は知らないけれど、この魚を手にしたときやはり「一期一会」という言葉が浮かんだ。

ポイント、ルアー、レンジ、すべてがマッチした状態で、タイミングを完全に合わせなければこのサイズに出会うことは出来ない。
特に目に見えるストラクチャーが皆無の琵琶湖。すべてがマッチしたとしても、その魚のテリトリー内をルアーが通過する可能性は低い。
仮にその魚の目の前をルアーが通ったとして、そのルアーを喰うかどうかの決定権は魚にある。
そして魚がルアーを喰ってくれて掛ける事が出来たとしても、果たして無事ランディングできるかどうか。

相手が数少ないビッグフィッシュになればなるほど、その魚との出会いは貴重である。

その魚との出会いのために暑かろうが寒かろうがフィールドに立ち、何度も蹴散らされる。
それでも諦めずに通いこんで手にした一匹。
苦労話はそのまま笑い話になり教訓にもなる。
手にした魚の喜びは決して消える事がない。

今回は日程のセッティング、ポイントの見極め、ルアーのアドバイス、ランディング、すべてマイミクS氏のお世話になった。
改めて感謝します。

ちなみにこの日のマイミクS氏は53cm、50cm×2、48cm、47cm、その他40アップ2桁
僕は60cm、50cm、40クラス3本、お子様2本
琵琶湖のポテンシャルを思い知らされた。

ところでこのバクラトスイマー、面白いルアーです。

水深2mレンジをトレース出来るスピナーベイト的なスイムベイトといったところか。
バイトはスピナーベイトやウオデスのような金属的な気持ちの良いものが多い。
しかも特殊なジグヘッドフックはフルパワーでフッキングしなければ掛からないので、ラバージグのような豪快さが加味される。

今江氏がこの釣りにワイルドスタリオンを使用する意味が分からなかったのだが、バリスタでフッキングしたとき、明らかにパワー不足が否めなかった。
と同時に、マイミクS氏がワイルドスタリオンで2度、3度とフッキングを叩き込んでいる姿を見て、ビッグベイトとは違ったシステム構築の必要性を感じた。

バクラトスイマーは野池のような浅いフィールドでは使いづらいと感じていたのだが、昨夜ダークサイドの枢軸(笑)からメールが届き、浅い野池でもこのルアーの特殊な使い方で乱獲が行なわれているようである

しばらく使い込んでみようと思っている。

この日のタックル
ロッド:アマゾンフリップバリスタ
リール:コンクエスト200
ライン:スーパーハードストロング20ポンド
ルアー:バクラトスイマー


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