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シーバスはどこにいる??!!

以前の僕にとってシーバス というのは幻の魚だった。
とにかく釣れない(笑)

そもそもシーバスを始めたキッカケというのが、今から10年ほど前のあの「バスブーム」。
バスのフィールドは何処へ行っても人、人、人だらけ。
そんな状態に少し嫌気が差して当時まだマイナーだったシーバスに手を出してみたのが始まり。
しかし、釣れない。全然釣れない。こんなに釣れないならタフなフィールドでライトリグでバス釣ってるほうが楽しいと思えるほどだった。

今思えば釣れなかった原因は2つ。
1、シーバスが居ない所にキャストしていた。
2、フィーディングモードのシーバスを相手にしていなかった。

こんな簡単過ぎる理由。

例えばチヌのフカセ釣りからシーバスのルアーに入ってきた人にはこういった問題は発生しないかもしれない。
しかし、僕のようなバス釣りなど淡水の止水からシーバス釣りに入る人には陥りがちな罠だと思う。

まず、「1」
広大な「海」というフィールドに出ると、何処へキャストしてよいか分からない。
とりあえず思いっきり沖へロングキャストしてしまうのだが、意外とシーバスというのは足元にいる。
沖で釣れる時というのは、その沖に何か釣れる要素があるからであって遠くへ投げれば釣れるというものではない。

次に「2」
大阪湾などはシーバスの魚影が非常に濃い。
よくMixiで「どこで釣れるか教えて下さい」と聞かれるが、むしろ大阪の港湾ならシーバスが釣れない場所のほうが少ない。
ただ、「いつでも釣れるか?」というとそれは無い。
シーバスが活性を上げてベイトを捕食するためには様々な要素がある。
まず思いつくのは「潮位」だが、これだけではない。
潮流、風、雨、波、サラシ、ニゴリ、明暗、ベイト、流入河川、他のフィッシュイーターetc・・・
様々な要素がキッカケとなってシーバスは捕食を行なう。

これは気が付きにくいだけで実はバスも同じ。
例えば小さな野池でも延々スピナーベイトなど強めの巻物を投げてみるとよい。
良いサイズが釣れた時というのは、何らかの要素があるはずだ。
「風が吹いて岬回りに波が出始めた」、「夕方になって少し光量が落ちた」、「雨が降り始めた」等々。
もちろん相手は生き物なので、真昼のドピカーン無風でもスピナーベイトにアタックするハイな魚もいるだろうが、釣れる時というのは往々にしてフィッシュイーターにとって何らかの有利な要素があるはずだ。

そしてこれらの要素は複数重なる方が良い。
ただ「ベイトがいる」だけよりも、「ベイトがいて、潮流があって、明暗の境界が絡んでいる」ポイントを探す方がイージーに数が釣れる。
だから僕なら「ベイトがいる」だけのポイントよりも、「ベイトの存在は確認できないけれども、潮流が効いており、適度な波が当たり、サラシやニゴリが発生している」ポイントの方が釣れる可能性は高いと思って腰を据えて臨む。

という事で、下の地図のような港湾エリアをどう探っていくか僕なりの解説を。
と言っても自分自身まだまだ気が付いていないことも多いのだが。
僕の行動パターンをよくご存知の方なら、「あ、アイツあのエリアをイメージしてるな」とすぐに判るでしょうが生暖かく見守ってください(笑)


ありがちな港湾イメージだが、こういったエリアでまず入るのは恐らく「C」の橋の下
多くの場合、橋には常夜灯が設置されており、そこから落ちる光が橋げたや橋脚の影を伴って明暗の境界を形成する。
シーバスは明暗の境界の暗部側に身を潜め、明部に溜まったベイトが射程距離内に寄ってくるのを待ち構えている。
また橋というのは河口部に掛けられていたり、港湾部でもその橋の部分だけは周囲より狭くなっていたりすることが多いため潮流が発生しやすい。
流れの上流側からドリフトさせるような雰囲気で明暗の境を探ってやると一撃でヒットする。イメージは弱ったベイトが潮に流されてシーバスの射程距離に入ってしまった感じ。もちろん細いPEラインを使わないと話にならない。

ただし、こういったエリアは誰もが攻めるためプレッシャーも高い。
そこで見落としがちな「D」
大きな橋と比べれば一見プアだが、こういったポイントにも条件が揃えば爆発の可能性がある。
詳細は敢えて書かないが(ていうか僕が師と仰ぐtoshizoさんからの直伝なのでさすがに書けない 汗)、こういった他人が見落としがちなエリアにやる気のある魚を見つけた時と言うのはかなりオイシイ思いを出来る。

次に一番大きな常夜灯周り
いきなり光のど真ん中に撃ち込むのではなく、出きれば「E」辺りから少しずつ崩していきたい。
明暗の境目部分は特に丹念に探る。
明部はサスケなどのサブサーフェイスルアーを使えばバイトの瞬間を見ることが出来てエキサイティング。
そして光の下に入る時には決して水面に自分の影を落とさないように。これに気付かずに、水面にオモイッキリ影を落としてロッドを振ったら間違いなく魚は沈む。
こういった場所は一度で叩き潰すほど長時間掛けるのではなく、少しずつ何度かに分けて攻めた方が良い様だ。
ルアーもマメにローテーションする。

その近辺の「F」は魅力が無いように感じるが、強い波が当たっていれば絶対チェック。
壁際をX-80などのテクトロで一気に探る。
一見単調に見える突堤でも、所々にケーソンの継ぎ目による小さな段差があったり、階段があったり、船舶を着ける時の為のショック止め(?)のゴムクッションがあったりする。
そういった所に波が当たることで水面にサラシが出きていれば、その中にシーバスが潜んでいる可能性が高い。

続いて運河部
「A」は流入河川の河口部になっており、可能性が高い。
河口部だけでなく、その周辺も他よりディープになっていることが多いのでルアーローテーションでレンジを変えて攻める。
運河は外海よりも水が動く要素が少なく居付きシーバスのアベレージも小さいことが多いが、外海が爆発的に荒れている時やベイトが奥に入り込むシーズンは思いも寄らないビッグサイズに出会うこともある。
早春も水温が上がりやすいからか意外に釣れてしまうことが多い。
沖を船が走るような少し大きな運河ならミオ筋が入っている可能性が高いのでロングキャストで沖を探る価値もあるだろう。

また雨の後等で流入河川からの水量が多い場合は対岸の「B」も見逃せない。
もし潮位が下げに入るタイミングならより複雑な流れの変化を期待することが出来る。

このように一見平凡に思えるコンクリートジャングルの港湾であったとしても、海は複雑に変化しておりシーバスもそれに合わせて日ごとに動いている。
天候や潮周りによって釣れる場所が異なるのは当然だが、その日ごとの変化の極端度がバスの比ではない。
「昨日は一時間で二桁釣れたのに、今日はサッパリ」なんてことがザラなのだ。

コツとしては「もし自分がシーバスだったらどうする?(スゴイ理論だ)」とよく考えることだと思う。
シーバスは大きくて目立つ魚だが、青物ほどスピードがあるわけではない。
警戒心の強いベイトの群れから、いかにエサを効率的に捕食していくか?いかに「楽して」エサを獲るか。
あまりマジメにならずに、少し「ズルい」、「要領のいい」考え方をしてみよう。

そう考えると、僕の周りにいるシーバスアングラーはみんな「効率がいい」人だ(笑)
仕事を手早くこなし、家族の目を巧みにクラまし(笑)例え平日でも仕事帰り釣行を怠らない。
だからシーバスの行動パターンもよく理解できるんだろう(笑)
フィールドに出ればその日の状況を素早く的確に洗い出して、サクっと釣ってサクっと帰宅する。

結局釣りが上手い人というのは、生活のすべての分野において「出来る男」なんだろう(なんという結論・・・)

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